2020.09.06 [日]
今回実施したレベリング調整
3Dプリンターの話です。
今回使用したのは、FlashForge Adventurer 3X です。
これまでは、「ベッドに1層目を確実に定着させる」 ことだけを重視していましたが、
プラットフォーム面を「3M プラットフォームシート」に貼り替え、
出力物の
0.4mm前後の隙間、
丸穴2mm径以下の小さな穴の大きさ、
1層目の裏面の模様、
などにこだわり始めると
「押し付けすぎて潰れてる」
「今までのレベリングではダメだ」
と思うようになりました。
(プラットフォームシートを3Mの物に貼り替えてからはスティックのりを使用しなくなっていました)
(使用しているノズルは初期状態の0.4mm径ノズルのままです)
【本日実施したこと】
■FLASHFORGE Adventurer3X
・スライサー設定 : フィラメントの押し出し率100%へ変更
(以前はどちらも109%だった)
・3Dプリンター本体 : 校正0.1mm上げ
・2種類の隙間確認用データを作製
○大きさ12mm×24mm高さ1mm
隙間0.3mm十字×2、丸穴径2mm×8
○大きさ15mm×30mm高さ2mm
隙間0.3mm、丸と三角を組み合わせた矢印形、0.3文字入り
・校正で0.1mm上げ、テスト用データをプリントし、「定着具合」、「1層目の裏面の潰れ具合」、「穴や隙間の開き具合」の確認 : これの繰り返し
・0.3mm上げると定着しなくなった。
・0.2mm上げた時に「押し出し率1層目:140%」「押し出し率:90%」にした。
・0.1mm上げた状態(校正-1.0mm)、押し出し率100%、第一レイヤーの押し出し率80%、スティックのり使用
・0.2mm上げた状態(校正-0.9mm)、押し出し率100%、第一レイヤーの押し出し率90%、スティックのり使用(最終決定設定)
☆本日気付いたこと☆
1層目の定着率だけを重視すると、1層目(裏面)は潰れがちになる。
1層目も丁寧に積層させようと思うなら、動いているノズルの出口の高さが低すぎず高すぎず、その瞬間に適切な量のどろっとした状態のフィラメントを吐出させなければならない、ということになる。
適切な加減で1層目を貼ろうとすると、プラットフォームとフィラメントの定着力だけでは、確実な粘着力としては充分ではないので、やはり 「スティックのりは必要だ」 と思いました。
今回の結果として、以前は1層目は0.4mmの隙間でも潰れてしまっていたのに、今回の調整で0.3mmの隙間でも潰れなくなりました。
【使用した3Dデータ】
今回使用した3Dデータ(2種類1セット)、BOOTHにあります。
・BOOTH - 隙間テスト(3Dプリント用)GapTest
今回使用したのは、FlashForge Adventurer 3X です。
これまでは、「ベッドに1層目を確実に定着させる」 ことだけを重視していましたが、
プラットフォーム面を「3M プラットフォームシート」に貼り替え、
完璧には貼れなかったけど実用上問題ないレベルに貼れたのでレベリング調整した。左手前が開始点でそこだけ甘い。
— でん⚡きかいでん(3Dモデリング) (@denkikaiden) August 25, 2020
■使用してみた感想(まだPLAのみ):ノリは不要。造形物はキッチリ吸着するのに簡単に剥がせる。数回以上レベリング調整で造形したけどまったく問題ないので数十回以上余裕で使えそう。 pic.twitter.com/lchs70sAyp
出力物の
0.4mm前後の隙間、
丸穴2mm径以下の小さな穴の大きさ、
1層目の裏面の模様、
などにこだわり始めると
「押し付けすぎて潰れてる」
「今までのレベリングではダメだ」
と思うようになりました。
(プラットフォームシートを3Mの物に貼り替えてからはスティックのりを使用しなくなっていました)
(使用しているノズルは初期状態の0.4mm径ノズルのままです)
【本日実施したこと】
■FLASHFORGE Adventurer3X
・スライサー設定 : フィラメントの押し出し率100%へ変更
(以前はどちらも109%だった)
・3Dプリンター本体 : 校正0.1mm上げ
・2種類の隙間確認用データを作製
○大きさ12mm×24mm高さ1mm
隙間0.3mm十字×2、丸穴径2mm×8
○大きさ15mm×30mm高さ2mm
隙間0.3mm、丸と三角を組み合わせた矢印形、0.3文字入り
・校正で0.1mm上げ、テスト用データをプリントし、「定着具合」、「1層目の裏面の潰れ具合」、「穴や隙間の開き具合」の確認 : これの繰り返し
・0.3mm上げると定着しなくなった。
・0.2mm上げた時に「押し出し率1層目:140%」「押し出し率:90%」にした。
・0.1mm上げた状態(校正-1.0mm)、押し出し率100%、第一レイヤーの押し出し率80%、スティックのり使用
・0.2mm上げた状態(校正-0.9mm)、押し出し率100%、第一レイヤーの押し出し率90%、スティックのり使用(最終決定設定)
☆本日気付いたこと☆
1層目の定着率だけを重視すると、1層目(裏面)は潰れがちになる。
1層目も丁寧に積層させようと思うなら、動いているノズルの出口の高さが低すぎず高すぎず、その瞬間に適切な量のどろっとした状態のフィラメントを吐出させなければならない、ということになる。
適切な加減で1層目を貼ろうとすると、プラットフォームとフィラメントの定着力だけでは、確実な粘着力としては充分ではないので、やはり 「スティックのりは必要だ」 と思いました。
今回の結果として、以前は1層目は0.4mmの隙間でも潰れてしまっていたのに、今回の調整で0.3mmの隙間でも潰れなくなりました。
【使用した3Dデータ】
今回使用した3Dデータ(2種類1セット)、BOOTHにあります。
・BOOTH - 隙間テスト(3Dプリント用)GapTest