2015.01.27 [火]
AI vs AI
幼稚なSFみたいな未来
現状、日本ではAI の話をしても、と思われがちです。
しかしアメリカでは数種類もの、違うタイプのAI がいくつかの都市の公共機関である警察や、弁護士事務所などですでに活躍しています。
最近AI 関連のTV番組や、情報を見た方はすでにご存知のはずです。
現在AI システムを導入しようと新しく検討している組織や企業、つい最近導入したばかりの企業組織など、今この瞬間も更に増え続けていることでしょう。
そして、もうすぐ目の前にあるのが「完全自律走行車」。
これと合わせて次に来るのが、交通網の要である「AI による効率のよい道路信号制御」。
そして人が運転する従来型の車も含め、自律走行車も含めた、交通全体に対する「渋滞を防いで効率よい流れを保つための」AI によるルート制御。
宅配便や、もっと大型の荷物、都市から都市へまとめて送る荷物の大型配送車、そういった車そのものから、荷物の積み降ろしまで全て自動化されるようになるでしょう。
タクシーと、レンタカーと、マイカーの境界線が曖昧になり、月額使用料を払って、免許不要で完全自律走行車に乗り降りするのが当たり前の世界になることでしょう。
車関連だけでもこんな未来。
信仰の自由と対立
宗教と、人種問題の対立や争いは今も消えていません。無差別テロは誰にとっても脅威です。
命の危険を減らすために、人はあらゆることをしようとします。
自分の子供を守るためなら、なおさらでしょう。
これから先、もっと多くのタイプのAI が登場します。
人の命や財産やプライドを守るために。
国や、地域の治安を守るために。
当然、設定されている目的やルールが違うAI がぶつかる場面も増えることになるわけです。
AI 無しじゃ生きていけない
その頃には、人の暮らしはAI 無しでは成り立たないほど、頼りきった社会システムを構築してしまっていることでしょう。そんなAI 頼みの便利な生活の中で、様々な国、宗教、人種、信念、でそれぞれ違うルールの元に作られ設定されたAI がぶつかり合い、戦うことになるでしょう。
すでに前哨戦は始まっています。
ネット上でははっきりと誰が、どこの国が、どこの組織が攻撃してきたのかわからなくすることも可能です。
それを理由に、今も盛んに相手を攻撃し、情報を大量に盗んで自国の技術に応用したり、政治的に利用したり、相手のネットワークや機器類を壊したり、そういったことがもうすでに激しく行われています。
戦争とAI
ここに優秀なAI を投入しないわけがない。これから先、ますますひどい戦いが増えることでしょう。
優秀なAI も多数投入され、ネット上から現実の物が動かされて広く影響が出るに違いありません。
誰も止められないでしょう。
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