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2015.02.12 [木]

れる、られる、する、される、した、された


れる、られる、する、される、した、された

【敬語】 礼儀作法としての日本語

 「私は~した」
 「他人が~された」

 ”私によって~された” という言い方は基本的に一般的な(ニュース記事などの)文章中では使用しない。(文学的な作品の中では使われるかもしれないが。)

 ”他人が~した” という表現は一般的な文章中では失礼に当たるので使用しない。(例外というより、一般的な礼儀として、自分の家族や自分の会社の人間が何かをした時、外部に対してそれを語る時は使う。)
 他人が行ったことに対しては「誰々が~された」という使い方をする。


 ※内容が間違っていたら、どう間違っているのかご指摘下さい。


 そして次に、失礼だとか云々の前に、「したのは誰か」、「されたのは誰か」という表現の違い。

姉がしたのか、姉がされたのか、

【受動態】 お前がやったのか、お前がやられたのか、どっちなんだ

 例えば、

私にイタズラされた姉は

①a「私にイタズラされた姉はカンカンになって~。」
 という文章の場合、「された」のは姉であって、私ではない。

 「私がした」ということを言うなら、
①b「私は姉にイタズラをした。姉はカンカンになって~。」
 という文になる。

 主語が切り替わるのだから、文章を一旦「。」で区切らなければおかしくなるのがその理由。


姉のカメラで撮影された写真が

②a「姉のカメラで撮影された写真がネットにアップされた」

②b「姉のカメラで撮影した写真がネットにアップされた」


 ②bは、②aとは撮影者が違ってくる。

 ②bの場合、撮影したのは「私」でなければならない。
 (この一文を書いた人間でなければならない。)
 しかも写真をネットにアップしたのは私ではない。
 「私以外の誰か」だ。

②c「姉のカメラで撮影した写真をネットにアップした」
 これは、撮影したのも「私」、アップしたのも「私」ということになる。


 もっと長い文章になっても同じことだ。
②d「YouTubeに姉のフルサイズデジイチで超きれいにはっきりと撮影されたUFO動画がUPされています。」

 ②dの長い文章の場合、撮影したのも動画をUPしたのも、この一文を書いたのとは別人であるということになる。


 ココがポイントである。


 これらをごちゃ混ぜにしてしまって、「書いた本人も何がどう間違っているのかわかっていないどころか、間違っていることにさえ気付いていないだろう文章」をネット上の記事内でよく見かける。

 「所詮ネット上の文章じゃねーか」

 なんて声も聞こえてきそうだが、どこの文章なら間違ってるのがダメで、どこの文章なら間違ってるのがOKなんだ?という話をしてるわけじゃない。


間違ってるんだよ。

こういう間違いなんだよ。


 と、オレは指摘しているのである。
 何がどう間違っているのか、そこをご理解頂ければそれでいいのである。



※この意見に賛同頂ける方には、拍手を1クリックして頂けるとありがたいと思います
のでお願いしておきます。


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