Blender, animation, multiple axis
Blenderで複数の回転軸を持つアニメーションをglTFでエクスポートしたら1つしか動かなかった
前提として、いくつかの重要ポイント
作業の流れとしては、
- Animation
- タイムライン
- ドーブシート
- グラフエディター
- NLA(ノンリニアアニメーション)エディター
となる。
ポイント
- 回転軸はローカル座標0(ゼロ)
- 機械のような回転は、「モード:XYZオイラー角」
- 動いている大きな物に付属して(動きつつ)更にその中で動く物が必要な場合、親子関係にしておくこと:target:parent
- 動きの緩急を変更したい場合は、グラフエディターで、右クリックして「ハンドルタイプ」を、「ベクトル」にすることで直線的な動きにできる。
- (デフォルト設定で)1秒は24フレーム、1分間は1440フレーム
- デフォルトの回転は反時計回りなので、時計回りにしたい場合は、「-(マイナス)360」などと数値入力する(回転させたい角度)
- 最終的に、NLA(ノンリニアアニメーション)で、
【重要】すべての 「アクションをストリップ化」 して、
【重要】「NiaTrackという名称を消して、新しくすべてに同じ名前を付ける」 必要がある。 - その後、エクスポート、glTF2.0、で出力。GLBファイルはWindows10なら3Dビューワーで確認できる。
追記:
ファイルを無料配布しています
Blenderは今回ほぼ初めて使いました。
Metasequoia(初期から)とPOV-Ray(最近は触ってない)は数年以上使ってるんですが。
GLB(glTF+bin)ファイルには、アニメーションも内蔵させることができる、ということをとついこの間初めて知りました。
「それはやってみたい!」
と思い調べてみたんですが、「すぐ使えるのはBlenderしかない?」という結論になりまして、使おうと決意しました。
この10年くらいの間に3回ほどトライしたことはあるんですが、その度に「なにこれ全然わからんわ、あかん無理、メタセコでええわ」というのを毎回繰り返して使わずにここまで来ましたから、Blenderに関しては超初心者なんです。
で、今回Blenderでアニメーションさせることにトライするために作ったファイルを、BOOTHで無料配布しています。
zipの中には、「AnimationTest004.glb」と、「AnimationTest004A.glb」が同梱してあります。
■「末尾A無し」が動かないファイル(設定前)
■「末尾A付き」が動くファイル(設定後)
GLBファイルはWindows10なら付属の3Dビューアーで見られます。
Blenderでご自分でトライされる前に確認してみて下さい。
【トライ用GLBファイル無料配布リンク】
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