トランジスタ ECB
エミッタ コレクタ ベース
「小信号用トランジスタといえば2SC1815」。
足の並びは「(E)エミッタ、(C)コレクタ、(B)ベース」
というのが定番というか、常識とまで言われてた気がします。
しかしこれは回路図の記号とは並びが違うため、慣れるまでは
「えーと、えーと、どういう並びだったっけ?」と不便です。
「トランジスタってECBという並びの足しか無いの?」と。
※2SC1815より以前は、2SC945が定番トランジスタだったそうです。
トランジスタの足の並びは?


NPNトランジスタの一例を列挙してみると。
- 2SC1815、2SC2458、8050SL
- PN2222、2N3904、2N5088
- BC337
1.ECB、2.EBC、3.CBE と秋月電子で1パック20個入100円で売られているものですが、それぞれ足の並びが違いました。
あるんですね。
「日本では2SC1815が定番だけど、アメリカではPN2222が定番だよ?」って話を何処かで目にした覚えもありますがどこだったか覚えてません。
実のところ、2SC1815は2010年にディスコン(製造中止、廃番)になり、現在販売されているのは基本的にセカンドソース品と呼ばれる物だそうです。
オームの法則 代理抵抗
[ 公式 ] 抵抗値=電圧/電流
例 : 白色LED 3.2V 20mA = 3.2÷0.02 = 160(Ω)
※20mAは0.02A
何ワットの抵抗を使えるか計算
例 : 白色LED 3.2V 20mA = 3.2×0.02 = 0.064(W)
- 1/2W(抵抗)は0.5Wなので余裕。
- 1/4W(抵抗)は0.25Wなので余裕。
- 1/6W(抵抗)は0.16Wなので余裕。
つまり一般的に入手しやすい「1/6W160Ω前後くらいの抵抗」が、例に挙げた「白色LEDの代理」として使えるということになる。
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