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2016.09.11 [日]

PCデータの安全バックアップ こうすればできる③ 設定編

この通りにやればできます。

見たまんま、同じことをすればできる。

「設定編」です。


「こうすればできる② 組み立て編」のつづきです。


【使用材料】

  • 2ベイHDDケース
     RATOC(ラトック) RS-EC32-U3R
  • 2TBのHDD(3.5inch) 2台
     WESTERN DIGITAL(ウェスタンデジタル) WD20EZRZ-RT SATA600 5400rpm(回転)

前回はここまでやりました

RATOC_2bayHDDcase015.jpg

ACアダプターをつなげて、電源ON。

異常がないことを確認しました。


さて、PCにつなげます。

RATOC_2bayHDDcase016.jpg

電源そのままでUSBケーブルをつなげます。

PC側も、内側が青色のUSBがあればそこにつなげて下さい。


青色のUSBがなければ、PCの使いやすいUSBにつないで下さい。


PCは自動でドライバーをインストールし、1つのドライブと認識します。




インストールします

RATOC_RAID_manager015B.jpg

まさかCD用のドライブがないなんてことはないと思いますが、


もしCD再生可能なドライブがないなら、

ラトックシステム株式会社のこのページから、

「RATOC RAID監視マネージャー」をダウンロードすれば、

CD再生可能なドライブがなくても、インストールすることが可能です。



インストール開始

付属のCDか、ダウンロードしたファイルからインストールを開始。


RATOC_RAID_manager011.jpg

「選択した項目のセットアップ」を、クリック。


RATOC_RAID_manager008.png

はい、インストール完了。


完了をクリック。


・・・・・・・・・・・・・・。


何も起こらない、何も出てこない。


ん?


で?


この後どうしたらいいのかわからない

マジで、この後どうしたらいいかわかりませんでした。



───────── はい、ここで終了 ─────────




というのは冗談ですが、



ここで「え? あれ? ん? どうしたらいいんだ?」 となったのは本当です。



ここを見て下さい

画面右下のここを見て下さい。


RATOC_RAID_manager009.png


表示されているアイコンはPCによって違いますが、

今回必要なアイコンはこれです。


RATOC_RAID_manager010.png
RATOC RAID監視マネージャー

これをクリックすることで表示されます。


さて、やっと設定です

【RAID管理】の、【RAID作成】を、クリック。


RATOC_RAID_manager002.png

ドライブ選択、チェックを入れて、RAID1、を選びます。


RATOC_RAID_manager003.png

NTFSのままでいいです。


RATOC_RAID_manager004.png

ボリュームラベルの欄に、このドライブの名前を書きます。

あとで確認するので、わかりやすい名前を付けます。


RATOC_RAID_manager005.png

【RAID作成】をクリック。


RATOC_RAID_manager001.png

RAIDの作成を行うとディスクのデータは全て失われます。

RAIDを作成してよろしいですか?


はい



RATOC_RAID_manager006.png

RAID1モードドライブ作成正常終了


フォーマットされた2TBのHDDが、1863GBくらいに減るのは正常です。

(実際は減ってるわけじゃなく、計算方法の違いによる誤差みたいなものなので、こういうものだと思っておいたらいいです)



以上で基本的な設定は完了です。

他にも色々設定できることはありますが、
興味のある方は付属の説明書を見ながら確認されるといいかと思います。



でもまだ終わりではありません。


確認と、データ移動

RATOC_RAID_manager017.png

エクスプローラーをクリック。


PCに接続されたすべてのドライブが表示されるので、
さっき自分が付けた名前があるか確認します。



RATOC_RAID_manager016.png

ありますね。


末尾が(J:)になってますが、これはPCによって違うので、


「自分のPCでは(J:)になってないよ!?」

と、あせる必要はありません。

PCによって違うので気にしなくていいです。



使うために作ったんですからね?

念の為にもう一度言っておきますが、



PCからは1台のドライブとして認識されます。


普通に外付けHDDとして使えばいいだけです。

真価を発揮するのは、ドライブのどちらかが壊れた時です.

それまではただの普通の外付けHDDと同じですので。



どちらか1台が壊れたら、なるべく早く同じ容量以上のHDDを1台購入して、入れ替えます。

新しい1台を入れたら自動でまたミラーリングしてくれます。



このドライブに入れられたデータは、他のドライブに入れてあるデータに比べて圧倒的に安全率が高いです。

ドライブが壊れたら普通なら中のデータもすべて消失してしまいます。

が、このドライブなら消えません。

2台同時にHDDが壊れることは確率的にものすごく低いからです。


ミラーリング(RAID1)ドライブを使う

消えたら困るデータを移動させる。


試しに何か大きめのデータをコピーして、今作ったミラーリング(RAID1)ドライブへ貼り付けてみて下さい。

カリコリ、カリコリ、と音がして書き込まれたかと思います。

何も問題がないようであれば、消えたら困るデータを移動しましょう。


3D_HDD_007blog001ss_201609011539099c2.png

そしてこのドライブからデータを使って、このドライブにデータを保存するようにします。

それだけです。


こうしといてよかったあ!!

なにかこー画期的なことをしたはずなのに、と拍子抜けしたかもしれません。

表面上は、ふっつーにドライブが1つ増えただけですからね。


壊れることを期待するというのも変な話ですが、



「こうしといてよかったあ!!」


と思えるのはおそらく数年後になると思います。


他の人が、「PC壊れてデータ全部消えちゃったあ!!!」

と言っているのを横目に見て、よし、自分は大丈夫だと思っていて下さい。


自分が作ったデータ、撮った写真、作った音、などなど、消えたら困るデータをこのドライブに入れてどんどん使っていって下さい。

数年後にきっと、こうしといてよかったと思う時が来ます。



付属のUSBケーブル長は1mなので、置く場所によっては短いと思います。

そういう場合は別売りのUSB3.0ケーブルを購入するといいです。




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