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2022.05.29 [日]

3Dプリントに必要なソフト、道具、工具 その2


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なにはともあれ3Dソフト

3Dプリンターを使うには、3Dプリント用のデータ(STL)がないと始まりません。

せっかく3Dプリンターを購入したからには、自分で3Dデータを作らなければ!



STLファイルが作れる3Dソフトでないと!

無料で使えるソフト、有料のソフト、たくさんありますが、


STL形式で保存(又はエクスポート)できるソフトが必要です。




STLファイルが作れる3Dソフト

Blender

無料。商用利用可。フリー&オープンソースソフト。日本語情報多数あり。


関連書籍や無料情報もたくさんあります。

モデリング、レンダリング、アニメーション、色んなことができます。

無料なのでダウンロードして、チュートリアルを見ながら実際に自分で試してみるのが良いです。


無料で高機能で日本語情報もたくさんあるので使ってる人は多いようです。

が、私個人としては「何回使ってもすごく使いにくい」です。

どうしてもこれでないとできない作業の場合は必要な部分の使い方をピンポイントで調べて使うこともありますが、私は基本的に使いたいとは思いません。



XISMO

無料。商用利用可。個人開発(日本)フリーソフト。日本語wikiページあり。


mqdlさん、個人が開発されています。

以前はMetasequoia3用のプラグインを作ったり、3Dモデリングをされてました。

情報そのものは多いとは言えませんが、wikiページがあり、使い方などはすべて日本語で書かれています。



DesignSpark Mechanical

無料。商用利用可。RSコンポーネンツ提供。日本語基本操作ガイド付き。


知らない人もおられるかもしれませんが、RSコンポーネンツというのは、イギリスで設立され、80カ国で事業を展開しているワールドワイドなRSグループの1事業部で、電子制御部品・機器類の流通販売をおこなっているグローバル企業です。

そんな大グループ企業が無料で提供しているソフトです。


今回初めてダウンロードして使用してみました。

メニューも全て日本語表示です。

画面の右側に「基本操作ガイド」が表示されているので、それを見ながらその通りにやれば使えます。

最初は見ずにやろうとしてもさっぱりわからなかったんですが、見ながらやればすぐに使えるようになりました。

細かい部分はあとで少しずつ触って理解していけばいいことなので、とりあえず基本操作がすぐわかるのはとても重要です。

とても印象が良かったです。



FreeCAD

無料。商用利用可。フリー&オープンソースソフト。KiCad Services Corporation 提供。日本語の使い方動画あり。


こちらも今回初めてダウンロードして使用してみました。

チュートリアルのページはなぜか英語のままで日本語に切り替えられませんが、Google翻訳を使えば日本語で読むこともできます。

動画の方は日本語で(かわいい声のお姉さんがTシャツ1枚で解説されているわかりやすい内容のもあり)充実しているので、動画を見ながら覚えると良いかもしれません。


「主に工学向けで開発途中である」とWikipediaには書かれています。

自分で触ってみた感想としては「動画見ながらやれば基本操作はすぐに覚えられるな」ですが、「もっと使いたいですか?」と質問されたら「NO」と答えます。

無料なのでダウンロードして触ってみて下さい。

好みは人それぞれですので。



Metasequoia4

有料(無料版あり)。商用利用可。国産ソフト。日本語サポートあり。他の有料3Dソフトに比べればずっと安価。


今も開発が継続され、最新技術に対応し、アップデートされ続けてます。

3Dプリントだけでなく、Clip Studio Paint やMMD用などにも多く使われており、日本のプロ3DCGデザイナーの中にも「モデリングはこれでやってる」という方もおられるようです。


私はこれを使ってます。(Metasequoia4 EX)

私的な感想ですが、使いやすいです。わかりやすいです。

「3Dソフトでおすすめありますか?」と聞かれたら迷わず「Metasequoia4」と答えます。





商用利用可能なソフトを使うべき

「個人利用は無料だけど商用利用は有料(金額がとても高価)なソフト」

は除外しています。


現在は個人が作った3Dデータでも、BOOTHやSketchfabなどで簡単に販売が可能です。


「最初だから個人使用無料のソフトでいいや」



と、ソフトの使い方を覚え、慣れてしまうと、その後で

「かなり作れるようになったので、やっぱり自分が作ったデータを販売してみたい」

となった時に、違う3Dソフトに乗り換えて使い始めるというのはかなり大変だからです。

3Dソフトといっても、実は各ソフトごとにまったく使い勝手が違うのです。

ですので、私的には将来を見越して


「最初から商用利用可能なソフトを使うべき」


だと思っています。





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