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2022.07.16 [土]

LCD3DP(光造形方式)色々と使い勝手が違う

鷹の爪団の吉田くんが、この記事の内容を読み上げてくれるテスト



※(株)AHS公式サイトによると、サイト内コンテンツ読み上げは商用ライセンス不要とのこと。




DLP3DP_014A_psd_300px.png

2022年6月にLCD(光造形方式)3Dプリンターを購入しました。


FDM(FFF)の3DPは7台所有していて、使い方には慣れているのですが、

「LCD(光造形方式)3DPはまったく別物なのだな」

と実感しています。



こうすると良くなる

  • 凹凸はめ込み構造を作る時、インナー側のサイズを各面内側方向へ0.1mm小さく(直径だと0.2mm小さく)したらちゃんと入った。高精度。
  • 出力したいブツを直接ベッドにくっつけると、はがし取る時に欠けたりケガしたりする原因になるので、ラフトやサポート材などを使って工夫しなければならない。
  • サポート材を付けてもベッド面に近すぎるとその隙間が硬化したレジンで埋まってしまうので適度に離す必要がある。現在は10mm離している。


  • 水平面をベッドと平行にして積層したい場合は、サポート材を手動で多めに付けないと、面の一部がくっつかず、欠けた状態になりがち。出力物全体を斜めにすると欠けなくなるが、積層ラインが斜めになるのでケースバイケースで、「水平にしてサポート材を手動で多めに付ける」か、「積層ラインが斜めでも構わないので全体を斜めにセット」するか、選択対応の必要がある。

洗浄

  • クリア色レジン、洗浄時、水を当てた途端表面が白濁する。熱いお湯で流すと白濁がかなり少ない。
  • 熱湯で流しただけでは乾燥後に白濁する。40~45度くらいのお湯で流しながら歯ブラシでこすると、洗剤で洗うのと同じ程度にはきれいになる。
  • 積層上下面はほとんど何もしなくてもきれいクリア。積層側面は原理上どうしても曇る。

二次硬化

  • クリア色レジン、二次硬化時、明るい窓辺に置いておくと黄変する。(UVLEDでは未検証)ビーカーなどを使って「水の中に入れた状態で」二次硬化させると黄変がかなり少ない。
  • 明るめの窓辺に1時間ほど(ブツは小さめ、薄めなので大きい場合はもっと長時間)置いておくだけでもけっこう硬化してる様子。 明るめなら北向きの窓辺でも問題ないようだ。 アルミ箔を内側に貼った箱を併用すればUVLED使わなくてもいけそうな感じ。
  • 夜や暗い日に急いで仕上げようと思うとやはりUVLEDライトあると便利。 内側にアルミホイル貼った箱と併用すれば、1万円以上もする二次硬化器買わなくてもいけそうな感じがする。

仕上げ

  • ヤスリの、数百番、千番、二千番、それ以上と番手を変えてきれいにして、最後はクリア塗装をするときれいになるっぽい。(水で濡れてる時はもっと透過してたのに、という状態で固定する、というイメージ)





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