PEI鋼板プラットフォームを購入しました。(Adventurer4 用)
これは良いものだ(結論)
FLASHFORGE 公式オンラインショップで販売されている
を購入しました。
とても気に入っていた
「3M(スリーエム)のプラットフォームシート」
が廃番になり、入手不可能になってしまってから
「これに代わるプラットフォームシートを見つけておかないと!」
そう思いながら数ヶ月以上も探していた中で、
公式サイトにPEIプラットフォームあるじゃん!?
ある日突然見つけました。
ちょっと前まで無かった商品です。
見つけた後は「欲しい欲しい」と思い続け、
「いつ買おうか」と悩んだ末、
3日後には注文していました。
2種類あるので間違えないように
Adventurer4 用には(単品)の方です。
4Lite には(マグネットシート付)の方です。
理由は、
- Adventurer4 は、ベース内にすでに強力なマグネットが入っているのでそれ以上は必要ないからです。
- 4Lite は、ベースにマグネットが入っていないのでマグネットシート付が必要。
ということです。
※公式サイトにはもうちょっとわかりやすく書いておいてほしいですね。
ノーマルのプラットフォームとの違い
- 奥角の引っ掛けがありません。
- 両サイドの青い取っ手がありません。
- 厚さが薄いです。
- 触ると表面がザラザラしてますが、よく見ると樹脂でコーティングされてるようです。(この記事1番上の写真をクリックすると大きな写真で確認できます)
特に、「奥角の引っ掛けがない」 ことについては、私も最初気になりましたが、実際に使ってみると問題がないようです。
Adventurer4 の場合は、ベースに入っているマグネットが強力なので、ベッドが前後に動いたり、ノズルから出てきた樹脂との吸着力程度では問題がないようです。
横に動かそうとすればかなり強い力が必要ですから。
購入後、私が実施したこと
- 9点校正の実施、1回目(確認のためです)
- 1回目の9点校正で判明した「高さの差」に応じて、マスキングテープ(厚さ約0.08mm)を板の裏に貼り、平行出し。
- 9点校正の実施、2回目(確認のためです)
- だいたい平行になったようなので、実際にフィラメントを入れて、試出力(テストプリント)の実行。
※9点校正と言っても、紙を入れて「人間の手でチェックするだけなので、この方法だとわずかな差はどうしても出てしまう」ということを前提として見ています。
※9点校正そのものは9個の数値の平均の数値が使用されるだけなので、こうしてアナログな手法で平行出しが必要なのです。
- 試出力(テストプリント)は、自作したテストプリント用の
「厚さ0.2mm、直径20ミリの円柱9枚」
をベッドの端と中心に並べたものです。※枠(ブリム)は付けずに出力しています。
- 1回目の試出力(テストプリント)
ノズルはわずかに高いだけだったので、手を出さず、そのまま最後まで見てました。※低すぎてコンコン鳴ったり、ベッドに接触するようなら、便利機能でノズルを上げようと思ってました。
- 2回目の試出力(テストプリント)
9点校正はせず、動かしながら便利機能で微調整しました。
※Adventurer4 の場合、「9点校正は平均値」で、
更に「動作開始時には0.2mm前後ズレてしまう現象が頻繁に起こります」ので、
アナログ的な手法で平行出しをし、出力(プリント)開始時には1層目、枠(ブリム)をよく見ておき、ズレが生じているようなら便利機能を使ってAdventurer4 が動いている状態のまま微調整する方法が1番効率の良い方法だと思っています。
結論
これは良いものだ(2回目)
ただし、耐久性についてはこれから更に使い込んでみないとわかりません。
Adventurer4 を使用されていて、
「ベッドに食いつきすぎるんだよなあ」
と悩んでおられるなら、
FLASHFORGE 公式オンラインショップ PEI鋼板プラットフォーム(単品)
これを使ってみる価値は充分あると思います。
オススメです。
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